Vol.6 朝食は摂るべき?
皆さま、こんにちは!
更新がだいぶおひさしぶりになってしまってすみません!
毎日太陽の殺意を感じるほど暑い日が続いていますが体調などくずされてませんか?
今回お届けするのは「朝食を摂るべきか、否か。」
朝食は絶対摂るべき!という雑誌や専門家もいれば、空腹時にこそ脂肪は燃えるから朝食を我慢できるのであれば摂らない方がいい!と言っている専門家や雑誌もあります。他にも、朝は特に忙しいからできることなら食べずにやりすごしたいや、朝食を食べる時間があるならギリギリまで寝ていたいというご希望もあるでしょう。
そこで!基本的な朝食についての考え方をお伝えしたいと思います。
まず、朝食をとるメリットを仕事パフォーマンスの面から考えてみます。
⑴一日に必要な栄養素を必要量を無理なく摂れる。
成人男性オフィスワーカーでいうと一日に必要な栄養素はカロリーベースで2000kcal〜2500kcalです。同じ条件下で働く女性は2000kcalまでです。それを一食あたりに換算すると男性約800kcal/女性約600kcalになります。これを昼夜の二食で達成しようとすると男性1200kcal/女性1000kcalを一食で摂ることになり、時間的にも食間がかなりあいてしまいます。いわゆるどか食いになってしまい、血糖値の乱高下につながる他、摂取過多の栄養素と摂取不足の栄養素の差がでやすくなります。
⑵代謝を早い時間からあげることができる。
寝ていた身体の代謝機能はなにかを食べたり飲んだりした刺激で活動が活発化します。特に炭水化物+タンパク質の組み合わせは代謝をアップさせると言われています。
⑶筋肉の分解を防げる。
私たちの体はエネルギー不足が起きると体内の脂肪を使いエネルギーを取り出します。その時、エネルギーの浪費を防ぐために筋肉の分解も同時に進みます。その結果代謝も落ちやすくなるので、ボディメイクを意識している人は朝食は取った方がいいと言えます。
反対にデメリットはあるのでしょうか。
⑴朝食の消化に血液をとられるので食べ過ぎは眠気のもとになる。
これは昼食でもおなじことが言えますが、食事の後すぐに仕事に戻らないといけない場合は消化に良いものをえらぶ、もしくは量を少なめにした方が眠くならずにすみます。
⑵準備に時間を取られる。
朝はとにかく忙しいもの。朝食を取った方がいいといは思っていても現実問題として朝食を摂るのが負担に感じる人は大勢います。献立を考える負担感も夕食のそれと比べてなんと重いことでしょう。ただし、それがもし目覚めが悪い、お腹が空かないなどであれば夜の食事を半分くらいまで減らしてみてください。寝られる範囲の空腹は翌朝の目覚めをとても爽やかなものにしてくれることがあります。
⑶食べるのであれば昼食や夕食同様バランスを取らないといけない。
これは献立を考える負担感に繋がるところですが、朝食でも絶食明けであることは変わらないのでパフォーマンスをあげるものもさげるものもあるということです。たとえば朝食を摂ると決めて食べられるものがアイスクリームやチョコレートだと糖分と脂肪の摂りすぎに陥って食べない方がマシだったということになります。
結論としては、朝食は取れるに越したことはない。ただし、お菓子やジュースなどで代用されるよりは摂らない方がいい。ただ、人間の体内時計は25時間周期で、一日は24時間なので一日あたり一時間ずれてしまいます。それをリセットするのが太陽光を浴びることと、起きて最初の食事だと言われています。ちゃんとした食事ではないとしても起きてからできるだけ早く何かしら口にすることをオススメします。オススメはフルーツの活用です。朝食べなかった時は昼食と夕食の間食として活用できます。