【GTGprotocol】リモートワーク時代の基礎トレーニング
こんにちは!トレーナーのFumihikoです。
だいぶ空いてしまったので仕切り直していきたいと思います。
今日のテーマは「GTGprotocol(Grease The Groove protocol)」です。
ロシアの特殊部隊でトレーニングを指導していたPavel Tsatsoulineさんが開発したメソッドです。「アメリカ海兵隊のメソッド」とかだと筋力的にきついものが多いんですが、ロシアは1セットあたりをとても軽くしてフォームに全集中という感じなのが思想の違いだなと思いました。(余談)
筋力アップが目的なので特に、リモートワーカー、高齢者、筋肉を大きくしたくない人、運動に苦手意識がある方がスタートとして家でやるトレーニングに向いています。時間や何かのきっかけで突然運動をやり始める訳なのでオフィスでやってもいいですが、同僚の方をびっくりさせない為に多少の根回しは必要かと思います笑
◎GTGのルール
・10〜20回くらいできるエクササイズを選ぶ
(連続回数が多いものを選んでもいいですが1日5セット以上やる事を踏まえて決めてください。ダンベルなどのウエイトを使ってもOKです。)
・連続でできるギリギリの回数の半分の回数が1セット
(10回できる種目なら5回。最初は3回/1セットでもいいです)
・時間、もしくはきっかけとなる行動を決める
(例:2時間おきで1日5セット、トイレに立った時、コーヒーを取りに行く時…など)
※セット間の休憩は15分以上にしてください。短すぎに注意が必要で長い分には構いません。
以上、上記で決めた種目を決めたきっかけで決めたセットを1日かけてこなすだけです。
それを5〜6日/週でやってください。やり始めてから二週間ほど経った頃、続けてきた種目を連続何回できるようになっているかテストして見てください。20%ほど回数が伸びていれば成功です。全く変わらない場合はフォームが間違っている事が一番考えられますのでフォームチェックをしてください。
◎GTGで得られるメリット
・1セットあたりの負担が少ない
・1レップあたりの目的がフォームを完璧にすることにあるので、結果として【別のトレーニングの質もあげられる】
・セット間のインターバル(休憩)が15分以上なので体力や筋トレに自信のない人でも続けやすい
・汗をかきにくいので普段着でも取り組みやすい
・筋力にアプローチ
・怪我のリスクが低い
・どんなエクササイズでも可能
・フォームに意識を向けるため身体の正しい使い方を掴みやすい
◎GTGのデメリット
・筋肥大はしにくい
・フォームがマスターできていることが前提である
・エクササイズ選びに迷う
・オフィスだとやりにくい(人目が気になる)
ベーシックなトレーニングを始める事や、運動習慣をつけるのにとてもいいやり方なのでぜひマスターしてください!何かわからない事があればコメント欄に残していただければお答えいたします!
参考リンク: http://www.primalstride.com/greasing-the-groove/(英語サイト)